STAINED GLASS

ステンドグラスのご注文から施工・メンテナンス

1ステンドグラスご注文から施工・メンテナンス

ご注文から施工まで

1.施工例のパンフレット等を参考にしながら、お客様のご希望をおうかがいいたします。その際、次の点をお教えください

・所在地、建物の種類コンセプト、取付場所、サイズ

・納期(建設中の場合は着工予定、竣工(引き渡し)予定)

・ご希望のデザインについてラフスケッチ等で教えて下さい。または、過去の施工例等で参考になるものをお聞かせ下さい。

・抽象デザインか具象デザインか、希望のイメージ等デザインをご提案する上で必要なヒントをお願いします。

2.ラフデザインとそれを基にしたお見積をご提案いたします。

見積もり算定のポイント

施工例のパンフレット等を参考にしながら、お客様のご希望をおうかがいいたします。その際、次の点をお教えください

・デザイン具象的で曲線の多い、細かい図柄は工期がかかるため、直線柄・装飾柄のような抽象デザインよりも割高になります。

・使用するガラス(○キャセドラル○オパールセントアンティークガラス○アートガラス)

実際には、これらの種類のガラスを組み合わせてメリハリをつけた構成にしますが、デザインの変更や使用するガラスを変えることで費用が変わります。

・面取りガラス加工費用がかかるため若干割高になります、カット面がキラキラ光ってきれいですし、太陽光が当たると壁面にプリズム効果で虹が出るなど魅力的な素材です。

・ダル・ド・ベール25mm厚の色ガラスをエポキシセメントで固めて制作します。強度があり、肉厚ガラスのため複雑な光の屈折が味わい深いです。

・絵付け色ガラスの粉でデザインどうりにベースガラスの上に絵を描き、その後電気炉で溶かし付けステンドグラスに仕上げます。教会のステンドグラスはその代表例です。

☆ご提案するときにお見せするデザインはイメージスケッチです。

・ガラスの色は絵の具では表わすことが出来ません。

通常、完成した作品はお客様の想像されていたイメージ以上に仕上がる場合が多いです。

4.制作(通常の場合デザイン決定から約3週間)

ガラスチェックお客様のデザインによる場合等、特に希望される

場合はガラス選定の時点でお客様に工房に来ていただきガラスの最終確認が可能です。

5.施工

窓等への取付は、通常外側に透明ガラスをカバーガラスとして使用。サッシの部屋内側コーキングにて固定します。(台風・梅雨・酸性雨等への対応)

施工時期は建設中の場合、破損事故防止等の理由から出来るだけ最終段階が適当です。(クロス張りの前後くらい)

6.メンテナンス等

・通常の掃除は、普通のガラスと同じように乾拭き(場合によっては市販のガラスクリーナーを使用)で充分。水滴が後に汚れとして残ってしまうため濡れ雑巾の使用はお勧めできません。

・振動等には柔構造になっているため意外と丈夫ですが、尖ったものが当たると普通のガラスと同じように割れるため注意が必要です。万が一割れた場合でも、その部分だけ取り替え修理が可能です。(但し修理部分の大小にかかわらず一旦ステンドグラスパネルは窓等から取り外します)建て替え等の場合、ステンドグラスを取り外し、場合によっては仕立て直し等をして新しい場所で再び使用することも可能です。